整備士やフロントスタッフを採用コスト1〜2万円で即採用する方法

倒産寸前だった借金20億円の家業を再建。1989年生まれ、慶應義塾大学卒、元外資系コンサルタント、現整備工場オーナー。

週に1〜2日ほど整備管理システムCarRideのアイデアをスタッフたちからもらうために出勤しています。

目次

当社整備工場の採用について

当店では求人を開始してから2〜3週間くらいで採用できて、平均採用コストは1〜2万円です。もう2年くらいこんな感じでやって来たんですけど、広告系の会社に勤めている友人にこの話をすると、「嘘でしょ!?普通アルバイトの採用でも5〜10万はかかるんだけど、どうやってるの?」と驚かれました。

コロナで圧倒的に採用が楽になりましたが、それでも困っている整備工場様のために採用について書いていきたいと思います。

採用・人事の考え方

離職率ゼロは目指さない

よく「離職率ゼロはすごい!理想的な会社!」みたいな風潮があると思うんですけど僕はそうは思いません。

なぜかと言うと、

  • 新しい人が入ってこないと社内の空気が入れ替わらない
  • 人を教育するときこそ成長チャンス
  • 成果を出せないスタッフを抱えることによる会社側の損失(最低でも人件費分の成果を出してくれないと…)
  • 成果を出せない会社に留まることによるスタッフ側の損失(人生は時間を浪費できるほど長くは無い)

パッと思い浮かぶだけでもこのくらいあります。

どのくらいの離職率が理想かって言うのは難しいですが、社内の空気が停滞しないくらいにはある程度入れ替わった方が良いと思っています。

新人の教育時間を短縮できる仕組みを持つ

新人が入社したときにある程度の戦力になるまでにどのくらいの時間が必要でしょうか?当店では整備士は即日、業界未経験のフロントスタッフは大体2〜3週間くらいです。この時間が長いと、「人が辞めると困るので多めに抱えておこう」「新人がある程度仕事をできるようになるまでの間、売上が下がってしうまう」なんてことが発生してしまいます。

当店では業務の中心にCarRideがあるため、新人でもすぐに作業ができるようになります。世の中に数多ある整備管理ソフトの中でもダントツで使いやすいと思っています。実際に他の整備工場様にも触っていただいて「4つの整備管理システムをお試しで使ったけど、CarRideが圧倒的に使いやすい!」とお褒めの言葉をいただきました。

もちろんフロントスタッフを採用するときには「キーボードでの入力はできますか?」っていうのは聞くようにしています。

労働環境を良くする

整備士を面接するときによくあるんですけど、「今働いている○○整備工場は残業が多すぎて奴隷のように扱われています!このままだとメンタルも壊れそうです!すぐに辞めたいので採用してください!」と…。

整備業界ではこういうのが常態化しているので、ちゃんとした労働環境を用意するだけで差別化になります。

  • 年間休日105日
  • 休日出勤無し
  • 全スタッフ同時に1時間昼休憩
  • 残業ゼロ

なので労働環境を理由に当店を退職したスタッフは1人もいません。

自社ホームページを持つ

ホームページは集客のためだにあると誤解されがちですが、求人においても非常に重要です。

何かしらの求人媒体で求人情報を見つけた人は、「この整備工場ちゃんとした会社なのかな?」と思って会社名で検索します。そのときにホームページがなかったり、ダサいホームページだったりすると応募意欲が下がります。

ハローワークに掲載する

ハローワークはいまだに力を持ってますね。なんと言っても無料ですし、ちゃんと応募も来ます。ハローワークのネット版にも掲載されるので、ぜひとも掲載しましょう。

他社の求人情報をチェックする

採用は会社が求職者を選ぶだけではなく、求職者も会社を選びます。採用を始める前に、まずは競合となる周辺の整備工場の求人情報を確認しましょう。僕は特に採用活動していないときも1週間に1回くらいは軽くチェックしてます。

特にオススメなのはハローワークの求人情報です。職種と地域を絞ってこんな感じで検索します。

タウンワークなどの紙媒体に掲載しない

これめちゃくちゃ重要です。紙媒体で求人するのはお金をドブに捨ててるようなものなのでオススメしません。うちも1回タウンワークを使ったことあるんですけどダメでしたね。

理由はこんな感じです。

  • 最低掲載コストが高い(3万円くらいから)
  • 応募数が少ない
  • 閲覧数などを把握できない
  • 中断や再開などができない
  • 入稿後は文章を修正できない
  • 「また掲載しませんか?」の電話がうるさい

indeedなどのネット媒体を利用する

僕は別にindeedの回し者という訳ではないのですが、整備工場が求人するならindeedを推しておきます。ITの知識があまりなくても使えるコスパ抜群の求人媒体です。

ネット求人のポイント

タイトルで引きつける

タイトルは非常に重要です。一覧画面には他社の求人情報もたくさん並んでいて、そのなかで求職者の目に止まらないといけません。なので、重要度が特に高い情報を見やすく表示します。

当店が実際に使っているタイトルはこちら

2級自動車整備士/指定工場/募集1名/休日105/残業0

求職者が知りたい内容を掲載する

求職者が知りたい内容はこんな感じです。

  • 企業名
  • 勤務地
  • 給与
  • 待遇(社会保険、賞与 等)
  • 雇用形態(正社員、アルバイト 等)
  • 仕事内容(かなり細かく)
  • アピールポイント
  • 求める人材(必要資格 等)
  • 勤務時間・曜日
  • 応募から採用までの流れ

なので、これらを漏れなく分かりやすい言葉で伝えるようにしてください。

採用に関するメッセージを伝える

採用に関するメッセージを求人に添えることは非常に効果があると思っています。言ってしまえば働く場としての整備工場って入社前はどこも変わりばえしないので、「ここ良さそうだな」と思ってもらえるような経営者の考え方などを添えたいところです。

当社は「他ではなくここで働きたい」と思われる労働環境を目指しています。2019年夏に建てたばかりのオシャレで働きやすい店舗で一緒に働いていただける方を募集します。

求人情報と実際の労働環境が異なる自動車整備工場がよくあります。「90分休憩と言われたけど本当は30分だった」「年間休日数100日と書いていたけど本当は70日だった」など。
当社は事実と異なる求人情報は掲載しませんので、ご安心ください。

応募は極力簡単にする

ネット求人では、応募フォームにあれもこれも入力しないと応募できないものがあります。名前、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、保有資格、応募理由、職務経歴、最寄駅…。そんなにたくさんの入力が必要だと、せっかく応募しようと思っていた人も逃げてしまいます。

当店では名前、生年月日、電話番号、メールアドレス、整備士資格有無だけを入力すれば応募できるようにしています。

整備工場の採用の今後

外国人整備士が増えそう

自動車整備業界にもこの波は来そうです。コンビニ業界や建設業界などではもう当たり前になっていますね。知り合いの建設業界社長は「日本人よりもしっかり働くから良いよ!あまりにもちゃんと働いてくれるから一軒家建てて住ませてる!」と言っていました 笑

最初は整備士が数十人いるような大きな整備工場が初めて、それから小さな整備工場にも広がっていくかなと思います。整備士になるとう思う日本人は年々減ってますからね。

Googleしごと検索が強くなりそう

2019年からgoogle検索で「北九州 整備士」などと検索すると求人が表示されるようになりました。ちなみに「北九州 整備士」ではコロナの影響を受けている2020/07/29現在でも100件以上の求人があります。