私たちについて

Vision

車屋の経営に不可欠な存在となる

百年に一度の大変革の時代。
車屋はディーラーも含め分岐点に立たされています。日本には認証工場だけでも9万2千拠点ありますが、今後その数が減るのは明らかです。しかし、これは決してネガティブな話ではありません。8,200万台もの車が走る日本には盤石な需要があり、生き残った車屋がこれまで以上に利益をあげられる時代が到来します。

生き残る上で大切なのは「効率化」です。
私自身も車屋の経営を始めたとき、この業界の非効率さに驚かされました。実際に、見積・請求・集客・接客などを効率化することで早期に利益をあげられるようになりました。一方、効率化に付いて来られない車屋は脱落していきます。CarRideは、真に効率化を目指す車屋のパートナーとなります。

開発ストーリー

株式会社CarRide、代表の湯佐です。

私が24歳で先代からカー用品販売会社を継いだとき、20億円の負債と5千万円の年間赤字があり、倒産まであと1年という最悪の状況でした。4年かけて再建したあと、整備業界に大きな可能性を感じ、整備事業を始めることにしました。

整備事業は幸いなことに3ヶ月で黒字化しましたが、「業務の効率化」と「売上の向上」のために整備・車販ソフトの導入を検討することにしました。しかし、どの市販ソフトもごちゃごちゃと使いづらく、6年リース縛り600万円の見積もりに私は衝撃を受けました。

そこで私はプログラミング経験を生かして自社開発することにしました。幸運なことにとある有名サービスを1人で開発したエンジニアが手を挙げてくれたため、すぐに福岡から札幌まで飛んで採用しに行きました。

開発にあたって重視したのは現場の意見です。現場から歓迎されるソフトでなければ意味がありません。2019年2月、整備・車販ソフトCarRideが完成しました。早速自社店舗に導入すると、狙い通り右肩上がりに売上が伸びました。5千万円の年間赤字を出していた弊社が、継続的に利益を出せる会社に生まれ変わりました。

そんなある日、親交のある車屋の社長から「CarRideを使わせて欲しい」と電話がありました。その車屋は既に市販ソフトを導入していましたが、複雑すぎて現場が使いこなせない上に、高額なためにパソコン1台にしか導入できていない状況でした。私はその依頼を快諾し、CarRideの2番目の導入先になってもらいました。

このことがきっかけで私は「同じような不満を抱えている車屋が全国にあるのではないか」と思い、CarRideを外販することにしました。予想は的中し、「今使っているソフトが高すぎるので乗り換えたい」「エクセルで管理しているけど、お客様が増えてきて限界」といった車屋からの導入依頼が殺到しました。

おかげさまで今ではCarRideは多くの車屋にご利用いただくようになりましたが、初心を忘れずに全国の車屋に必要とされる存在となるためにカイゼンを続けていきます。

代表プロフィール

株式会社CarRide 代表取締役 湯佐卓也

平成元年生まれ。慶應義塾大学卒業後、外資系コンサルティング会社に入社し、経営戦略プロジェクトに従事。その後、地元福岡に戻り借金20億円の家業(カー用品販売会社)を経営再建。さらにカー用品販売業から整備業に事業転換し、3ヶ月で黒字化。自社向けに開発した整備・車販ソフトを外販するため株式会社CarRideを創業。